165枚目 猫 :『各駅停車』
165枚目 猫『各駅停車』
アナログ・ドーナツ盤:猫:『各駅停車』を聴き直しました。
レーベル:Oddesay 発売元 CBSソニー株式会社
定価500円
猫:『各駅停車』はヒット曲『地下鉄にのって』とは
また、ひとあじニュアンスがちがう曲。
この楽曲に思いで多い中高年の方、たくさんいらっしゃるでしょう。
私などはイルカの『なごり雪』とだぶつくのです。
曲調ではなく、歌詞や時代背景が。
けっこう、聴き古したこのアナログ・ドーナツ盤、
リアル・タイムで買ったのではなく、
古レコード屋で買ったものです。
Youtube にもありました。
132枚目マイク真木「バラが咲いた」はフォークソング?
ドーナツ盤マイク真木の「バラが咲いた」を聴き直しました。
レーベル:Philips 発売元:日本ビクター株式会社 1966年
定価:370円
B面:歌おうよ、叫ぼうよ
マイク真木のデビュー曲「バラが咲いた」は1966年4月の発表。
浜口庫之助の作詞・作曲でした。以前ご紹介した『黄色いサクランボ』の作曲者。
この年の7月に先日紹介したビートルズが初来日したのです。
ビートルズが来日することがわかっていたにもかかわらず、
マイク真木の「バラが咲いた」は売れた。
70万枚を越えるヒットだった。
「♪ バラが咲いた ♪」というシンプルなフレーズが甘い声でくりかえされ、
庭にバラが咲いて明るくなるという、
あまりフォークソング的でないこの曲に正直がっかりしました。
チリチリ音が気になります。
アコースティックギターとウッドベースのシンプルな曲で、
今聴き直してみると、メリハリのない曲。
当時、南武線向河原に月6500円の下宿生活をしていた私は
AMラジオ『フォーク・ヴィレッジ』を聴くのが楽しみでした。
フォークソングのイメージから遠かったのです。「バラが咲いた」は。
youtube でチェックしてください。
マイク真木はMFQ(モダーン・フォーク・カルテット)の一員でした。
MFQ時代の方がずっと良かった。
じゃ、なぜ持っているのだと詰問されると
返事に窮するのですが。
むしろ、B面:『歌おうよ、叫ぼうよ』の方がフォークソングっぽい気がするのは私だけでしょうか。