252枚目 ジリオラ・チンクエッティ Gigliola Cinquetti の 『つばめのように Volano Le Rondini 』

252枚目 ジリオラ・チンクエッティ Gigliola Cinquetti の 『つばめのように Volano Le Rondini 』
レーベル :Seven Seas 発売元 キングレコード株式会社 制作年 1970年
B面 愛はひととき Solo Un Momento D’amore
定価 400円
アナログ・ドーナツ盤 ジリオラ・チンクエッティ Gigliola Cinquetti の『つばめのように Volano Le Rondini 』を 聴き直しました。
昨日のフィル・スペクターの判決は私の知る限りではあまり、メディアでとりあげられなかったように思います。
きちんと調べてはいませんが、1960年~70年代のポピュラー音楽全体にフィル・スペクターは多大な影響を与えていた。
スペクター・サウンドと言われ、ビートルズにまで手をのばしたのです。
だけど、獄中のフィル・スペクター。
よく聞きなさい。
1960~70年代の短い時間に花開いたアナログレコードの文化だが、
日本のアナログレコード文化は、奥が深く、
ポピュラー音楽はなにも
プレスリーや、
ビートルズに代表されるリヴァプールサウンド、
モータウンやアメリカンポップスだけじゃなく、
あなたが入れない映画音楽が根強い人気を保ち、
ジャズ、タンゴ、シャンソン、ラテン、ハワイアン、カンツオーネ
そして歌謡曲と百花繚乱だった。
中でもカンツオーネ。
サン・レモ音楽祭というのがあったのですよ。今もあるのでしょうか。
1964年のサン・レモ音楽祭で優勝したのが16歳のジリオラ・チンクエッティ Gigliola Cinquetti。
曲は『夢見る想い』、知っている方は立派な中高年。
あ、話がそれました。
獄中のフィル・スペクター、
あなたは知らないはずだ。
そのチンクエッティが、
1970年の大阪万博に来日したことを。
来日して制作したのがこの楽曲だったことも。
チンクエッティのいでたちは、
2009年の
今も十分通じるミラノファッション。
要するに言いたいことはだ、獄中のフィル・スペクター、
日本のアナログレコード文化をあなどっちゃ、いけないよ。
ということ。
にしても、
リサイクルショップのジャンク品コーナーは
その文化の残骸が乱暴に打ち捨てられているのです。
まだまだ、十分活躍できるのにですよ。
youtube のジリオラ・チンクエッティ つばめのように


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コメントの投稿
リアルタイムはこちら
僕にとって大ヒット曲の「雨」より、こちらの方がリアルタイムで懐かしいです。
勿論、こちらもヒットしましたけどね!
この頃の洋楽は、イタリア、フランス、イスラエルとごちゃ混ぜのチャートでしたね(笑)
勿論、こちらもヒットしましたけどね!
この頃の洋楽は、イタリア、フランス、イスラエルとごちゃ混ぜのチャートでしたね(笑)
No title
そうですか。
JOHN 様とは時間のズレがありますね。
この曲、妻が大好きでした。
当時の女性にとって
カンツオーネはポップスやリヴァプールサウンズより
人気があったのではと思います。
JOHN 様とは時間のズレがありますね。
この曲、妻が大好きでした。
当時の女性にとって
カンツオーネはポップスやリヴァプールサウンズより
人気があったのではと思います。